大仰に盛り上がるバラード

最初は静かなんだけど、どんどん盛り上がっていって最後は派手派手で大仰な終わりかたをする、そんな曲について語るmixiコミュニティの補完サイトです。

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Thursday, January 13, 2005

名曲を引き継ぐ「友に捧げる讃歌」

「明日に架ける橋」の直接の後継ともいうべき曲は、同じ歌い手から生まれた。S&G解散後初めてのArt Garfunkel作品にして、初のソロアルバム"Angel Clare"「天使の歌声」の中の最大のヒット曲かつ名曲である"All I Know"「友に捧げる讃歌」(iTunesで聴く)が、それだ。このアルバムのプロデューサーは、S&Gの長年のパートナーであり、「明日に架ける橋」ではエンジニアを務めたRoy Haleeがプロデューサーとなっている。そのせいか、Jimmy Webbの作品はPaul Simonの曲かと思うくらい「明日に架ける橋」と似通ったアレンジになっている。

ピアノに始まり、徐々に荘厳なオーケストラが加わり、最後にはGarfunkelの高い持続音が……。そしてなによりも、Roy Haleeの特許である「エレベーター・スネア」が使われているのである。

3分46秒のこの曲の1分18秒あたりから弦が入ってくる。「エレベーター・スネア」は2分50秒あたりから入り、徐々に大きくなってくる。ちょっと違うのはオーケストラがフェイドアウトしたあとに、最初のピアノのアルペジオに戻るところだ。

Art Garfunkelはこの曲のアレンジを好きではないらしい。もうすこし、大仰でないものにしたいというのだ。1998年のインタビューの中で述べている。実際、1997年のライブ(iTunesで聴く)では、最初の部分こそスタジオ盤と同じようなピアノ伴奏で始まるが、"When the singer's gone"から"there's the light beyond"までの部分は歌わずにバッキングだけ。そして、最後の盛り上がる部分もない。長さも3分12秒と短い。彼は別のインタビューの中で、「あれは、Roy Haleeの仕事だ」と話している。「明日に架ける橋」に似てると言われるのが厭だったのだろうか?

ちなみにこのタイトル、別れたパートナーであるPaul Simonとの関係を想起させようと「友に捧げる讃歌」という邦題がつけられているが、れっきとしたラブソングである。

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